ビタミンを知ろう!(3) 妊娠中とビタミンB6 / 高脂血症とビタミン
連載:ビタミンを知ろう!
2000年3月号「医学ジャーナル」掲載より再掲載
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■ 妊娠中とビタミンB6ビタミンB6には、脳の神経発達過程で重要な役割をすることは前にのべた。脳の発育期におけるビタミンB6の欠乏は、脳の発達障害の後遺症の原因になるという。妊娠中の血中ビタミンB6の低下は、母乳中のビタミンB6の低下になり、乳児の脳の発育障害などに結びつくという。 ■ 高脂血症とビタミンビタミンCがコレステロール低下をきたし、HDLコレステロールをふやすという。(HDL=善玉コレステロール)また、ビタミンAとEが、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の変性を防止し、動脈硬化を防止することがあると注目されている。 |
連載: ビタミンを知ろう!
- 1. ビタミンを知ろう!(1) ビタミンはB1から
- 2. ビタミンを知ろう!(2) 女性とビタミン
- 3. ビタミンを知ろう!(3) 妊娠中とビタミンB6 / 高脂血症とビタミン
- 4. ビタミンを知ろう!(4) ビタミンは薬として活用(1)
- 5. ビタミンを知ろう!(5) ビタミンは薬として活用(2)