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◆ミネラルは「カル3:マグ1」が理想的
理想は「カル3:マグ1」
「カル3:マグ1」と聞いて、「おや?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
一般的に、カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で摂るのが理想的と言われています。いわゆる、「カル2:マグ1」です。
それは、マグネシウムの特別な性質によるものなのです。マグネシウムは、他の栄養素を取りすぎることによって、体外に排出されてしまう性質があります。
カルシウムとのバランスがとても大切
その代表的なものが、カルシウムです。カルシウムは動脈を収縮させて血圧を上げるのに対して、マグネシウムは動脈を弛緩させ、
血圧を下げるように働きます。カルシウムとマグネシウムは、互いの作用で正常な血圧や血液の循環を守っているのです。

カルシウムの体内吸収を考えた設計
そこで、カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で摂るとよいとされているのです。
しかし、カルシウムはミネラルの中でも、体内での吸収がされにくい栄養素。理想量を100%摂ったとしても、
全てが吸収されるわけではありません。ライフスタイルのミネラルは、体内に吸収される過程で失われるカルシウムの量も考慮に入れて、
「カル3:マグ1」の理想的な設計になっています。 |
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◆カルシウムだけでは骨にならない!?
日本人と骨粗しょう症
ここ数年、日本人のカルシウム不足が話題になっていました。様々なところで、カルシウム不足が取りざたされた甲斐もあって、
厚生省が定めた一日の所要量600mg には到達しつつあるようです。しかし、カルシウムの摂取量が足りているにもかかわらず、
骨粗しょう症になるお年寄りや若い女性が増えています。それはなぜでしょうか?
カルシウムだけでは骨は出来ない
それは、カルシウムだけでは、骨は作られないからです。

骨の形成には、マグネシウムが大切な役割を担っています。カルシウムを摂ったら、マグネシウムの摂取も忘れずに行わなければいけません。
カルシウムとミネラルは大切なペア
ミネラルはペアになって互いにバランスを取りながら、体内で働いています。
例えば、カルシウムとマグネシウム、ナトリウムとカリウムのようにです。マグネシウムはカルシウムと特に密接な関係を持っています。
この二つは、互いに作用しあうことで、神経や筋肉、骨に影響を与えています。カルシウムだけでは、骨を作ることはできません。
マグネシウムとカルシウムのバランスを保っていくことが重要です。 |
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